オタクの開花
お疲れ様です。昨日中学から高校までの「萌芽」編を書いたところで今日は「開花」編です。
コナンにハマったきっかけは劇場版の「業火の向日葵」です。久しぶりの怪盗キッド登場回(「天空の難破船」以来5作ぶり)で、二次創作界隈が非常に盛り上がっていたんですね。Pixivでなんとなーーーく目にしたイラストや漫画を見ているうちにアレ…?と落ちていました。
そもそも、私は中学の頃はBLが苦手でした。同級生がテニプリや銀魂やBLEACHに盛り上がっているのを(原作すら読まず)冷めた目で見ていたのを覚えています。
しかし、高校に上がってすぐの頃に精神が一度死に、生まれ変わって大人になったせいかむしろ怪盗と名探偵の言語化し難い関係性に魅せられ、沈んでいってしまいました。これがコナンへの目覚めであり腐女子としての覚醒でもありました。
そして同時に週刊少年サンデーや小学館の作品全体のファンになりました。
⑥松本隆さん
2015年にとあるアルバムがリリースされました。
「風街で会いませう」
松本隆さんの作詞家業45周年を記念するトリビュートアルバムです。これを手にするきっかけがなんと斎藤工さんだったのです(伏線回収)。
斎藤工さんの公式ホームページで、この「風街で会いませう」の初回盤特典「風街でよむ」DISCに出演するという情報を得た私は早速注文。斎藤さんは原田真二さんの「キャンディ」を朗読しました。もともと声が特に好きな俳優さんだったので、寂しげで儚い詩とマッチして最高…と感動した覚えがあります。
ひととおり斎藤さんの声を堪能したあと、本編「風街でうたう」の方も聴いてみたら一曲目が手嶌葵さんの「風の谷のナウシカ」でした。
何この吹き抜ける心地いい風?こんな泣きそうになる優しい歌だったっけ…といきなり衝撃。
もうこのアルバムは全部いい曲しか入ってないから絶対に聴いてほしいんだけど、三曲目に入っていたクラムボンによる「星間飛行」!
いや、小中学校で何してたの?って感じですが私はマクロスF未履修だったんですよ!だからこの曲はクラムボンカバーのこれで初めて知ったのですが名曲にもほどがある!そんなのみんな知ってるよ!!
この一枚のアルバムから、
→マクロスシリーズ
と興味が分化。
⑦柳楽優弥さん
是枝裕和さんといえば、カンヌ受賞作「誰も知らない」の監督です。これをツタヤで借りました。
そこで柳楽優弥さんを初めて見ました。
目が怖い!目千両ってこういう事なんだ。
映画自体も面白かったし、ドキュメンタリー番組のようなリアリティと撮影中に変声期を迎えるという刹那性がたまらん!とすっかりファンになってしまいました。
「星になった少年」も観ました。
それから、検索してみるとつい最近まで漫画を実写化したドラマをやっていたという情報を見かけ、しかもテレ東で、地味にヒットしてるらしいと。これは観ないとでしょ〜という事で借りて一気見したのが「アオイホノオ」。
これが島本和彦との衝撃的な出会いでした。
→オタク語り・「結実」編に続きます。