さほベイベブログ

KinKi Kids、SixTONESがメイン。岡村靖幸と及川光博と羽生結弦も愛してる。

今更日記・ナイツテイル観劇記録

KinKi Kidsにハマったのが2018年5月半ばでした。

その年の7月くらいから、何やら新作ミュージカルをやっているらしいという情報を得たのが東京公演の初日(7/27ごろ)でした。私はミュージカルというものを観に行ったことがなく、そういう情報にも疎かったのです。

 

「ナイツ・テイル?って何だろ、SHOCK以外にもミュージカル出たりするんだ」

観に行った方のレポを読む

「これ行かないと死ねないかもしれない…」

チケットが余ってる方を求めて広大なインターネットの海を彷徨う

「チケット、どこにもないーーーーー」

 

 

 

いやーびっくりしましたね。マジでない。

超豪華な出演者、一流の脚本家、音楽家、揃ってしまっていて。後出しでチケット取れるわけなかったんですよ。

 

それでも執念は捨てずチケットを探し続けているうちに東京公演の千秋楽を迎えてしまい、大阪・梅田芸術劇場公演が近づいてきていました。

 

その頃の日課は毎日Twitterで「#ナイツテイル譲」とか「#ナイツテイル梅田」とかで検索することでした。お譲りしますという投稿があれば一瞬で取引相手が決まってしまっていたので、時間との勝負だ!と思っていました。

 

また、検索してて実感したのですがKinKi Kidsのファンの方は定価以上で売ろうとすることが全然無いですね。ファン同士で自警し合い、正当に自担を応援するべく環境を整えてきたのでしょう。

(実はSixTONESの単独公演のチケットを探していた時にジュニア担内で高額転売が当然のようになっている現状を目の当たりにしてしまい大変ショックを受けました…)

 

話を元に戻します。そうやって検索しては私が行ける日のチケット譲ってくれる方はいないかしら…と探していたところ、とても丁寧な言葉で書かれた譲渡ツイートを発見。

こちらも信用を得ようとバカみたいに丁寧な言葉遣いで、しかし1秒でも早く送ろうと必死にDMを作成し送信!

何度も無駄に自分の送った文章を読み返したりしてたな〜ww

 

そしてその3時間後、通知がきて恐る恐るアプリを開いてみると…

 

 

「さほ様にチケットをお譲りします」

と返事が!!!!!

 

この時の私、ちょっとかなり取り乱してしまいました。

執念でチケットは取れます。みんな、どうしても行きたい舞台は諦めちゃダメですよ。

 

 

当日

 

私が行った回は13:00開演のマチネだったので、朝イチの新幹線で新大阪に到着し、チケットの取引を済ませて梅田に向かいました。

ちなみにチケットを譲ってくださった方には帝劇の近くの老舗洋菓子店のクッキーを押し付けました。若干引かれたかもしれないけど感謝してもしきれなかったから!

 

梅田芸術劇場は駅から徒歩五分くらいだったかな。テクテク歩いて到着。この時点で12:00くらい。ギリギリだったな!

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うお〜〜〜〜……
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うへ〜〜!!
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いやいや

 

主演2人、綺麗すぎて人間じゃない

 

ポスターが目に入った瞬間「来られてよかった」と半泣きになってしまった。まだ観てないのにな…

 

梅田芸術劇場のとなりの建物にはタリーズコーヒーがあったので、開場までの30分間時間を潰すことにしました。
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光一さんが渋谷ロケした時にオーダーしたシェイクショコリスタ+エスプレッソショットが光一スペシャルとして販売されてました!でかでかとカップに「光一SP✨」って書かれたわ、恥ずかしいよー。美味しかったです。


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さて、開場したのでパンフを買って自分の席へ。(ステフォ欲しかったのでそもそも売ってなくて若干ショック。)

チケットを受け取った時確認しなかったから席について気がついたけど、二階のど真ん中でした。こんないい席で…最高か…

 

観劇後

 

私はバレエを観て泣いたことは何度もあるけど、ミュージカルはこれが初めて。

涙ではなく、震えが止まらない。

身体中がガタガタ震えて、興奮でLINEもツイートもまともに打てない。

こんなことってあるんだね…

 

幕開けの一発目の歌で「アーサイト」「パラモン」って光一くんと芳雄さんがお互い呼び合うところがあるんですが、芳雄さんが「アーサイト」って歌った瞬間、びっくりですよ。声が身体を包み込んでるんです。

 

で、アーサイト役の光一さん。

彫刻か何かかな?アール・ヌーヴォー期に誰かが描いた絵を元に削り出したのかな?

こんな美しい人間初めて見た、という感想。ボキャブラリー貧弱すぎでしょ。涙出るわ。

いえ、美しすぎて形容する言葉がないんです!言葉って記号だから、みんなが共通認識で理解できる範囲の概念にしか名前がないじゃないですか。

それをゆうに飛び越える美しさでした。

 

エミーリア役の音月桂さん。元宝塚男役の方だそうです(パンフレットに書いてあって知りました)。

お顔立ちは可憐なのですが立ち振る舞いが凛としていらっしゃってとても素敵でした。歌声も伸びやかでまさに宝塚、って感じ。

 

ヒポリタ役の島田歌穂さん。歌い出すと劇場内の温度がガラッと変わる魔力ある声。

役どころも聡明で芯の強い、一生ついていきたいタイプの女性でした。まじかっこいい。この人いなかったら話は終わらなかった。

 

牢番の娘役の上白石萌音さん。ちょーーーーー可愛かった。もう公演終わってるからネタバレしちゃいますが、ラストで芳雄さん演じるパラモンと結ばれます。

その時の身長差、すごいんですよ。ものすごく芳雄さんを見上げるんですよ。

もう、爆萌えでしたよ。パラモンが気がつかないなら私がもらっちゃうよ?!って勢いで可愛かった(エミーリアに先に貰われてしまったけど)

 

逆にアーサイトとエミーリアはあんまり身長変わらないのよねw 音月桂さんの身長、堂本剛さんと同じだからww

 

えー感想はどう絞り出したら良いか今も分からないのですが、1つ言えることは

 

女は女同士、男は男同士、幸せになるべきかもしれない

 

ということですね。

だってその方が楽じゃん。男に女のことは分かんないもん!

 

とにかくこの素晴らしい作品を生み出してくださったジョン・ケアードさん、出演者の皆様、東宝の人、全ての方にありがとうを言いたい。

そして、必ず再演してください!観に行かせたい友達が沢山いるんだよ〜!!!

 

 

おしまい。